2012年2月26日日曜日

グレンモーレンジ、「アーティン」をリリース——スーパートスカーナの樽で熟成(PRニュースワイア)

グレンモーレンジ蒸留所は「プライベート・エディション・シリーズ」の最新作として、シングルモルトウイスキー「アーティン」を発表した。

Glenmorangie Introduces Artein, A Monumental Whisky -- Born of Stone -- at Tom Colicchio's Famed Meatpacking Restaurant, Colicchio & Sons(PRニュースワイア)

The Cadboll Stone
品名の由来となったカドボールスト
ーン。
古代のピクト人が遺したものと言わ
れている。
アーティンとは、スコットランドゲール語で石を意味し、同蒸留所の近くに現存する遺跡「カドボール・ストーン」に由来している。
マスターディスティラー、ビル・ラムズデン博士の考案で、「スーパー・トスカーナ(イタリア・トスカーナ地方産のワイン)」の樽を用いて15年熟成されたものだ。
なお、ラムズデン博士は化学での博士号を持ち、木材の管理を得意としている。
その専門性から革新的なウッドフィニッシュを行なっており、モルトアドヴォケート誌の「今年のリーダー賞」を3度、受賞している。

今回は米国向けに、ニューヨーク市内にある「コリッチオ&サンズ」というレストランでアーティンの発表会が行なわれた。
コリッチオ&サンズは有名シェフ、トム・コリッチオ氏のレストランで、「ハックルベリーソース和え鹿肉のアントレ」などのディナーメニューがアーティンと合う料理として、発表会で提供されたという。





商品の表記について、異論が出るかもしれない。
アルファベットのまま表記すると”Artein”なので、英語風の読みで今回は「アーティン」としたが、ウイスキー愛好家の方々にはご存知のとおり、シングルモルトはゲール語の表記・発音が多い。
スコッチ文化研究所も「アーティン?アルタン?」と発音に迷っているようで、読者の方々で発音をご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ、ご教示いただきたい。

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