2012年3月17日土曜日

オンラインストア、マスター・オブ・モルトでジンの新製品を発売(PRウェブ)

スピリッツブランド「プロフェッサー・コーネリアス・アンプレフォース」は、「オールド・トム・ジン」と「ヴィンテージ・スロー・ジン」をリリースした。
英国の酒類オンラインストアであるマスター・オブ・モルトで販売されている。

Master of Malt Launches a Brace of Tasty New Gins(PRウェブ)

かつてジンの自動販売機は猫の形をしており、口からコインを入れると足下からジンのボトルが出てくる仕組みだった。
ここから、ジンの中にオールド・トム・ジン(トムキャット=雄猫の意)というジャンルが出来上がり、今回の商品もここに由来している。
余談ではあるが、カクテルの「トム・コリンズ」も元々は「ジョン・コリンズ」という名前だったが、オールド・トム・ジンを使うようになり、トム・コリンズと名前が変わった、と言われている。

そして、プロフェッサー・コーネリアス・アンプレフォースのオールド・トム・ジンは、18世紀から19世紀にかけて人気のあったロンドン・ジンを意識し、少しの甘みを感じるものに仕上がっているという。
500ミリリットルボトルで、アルコール42.4パーセント。
価格は24.95ポンド(約3,300円)。

もうひとつの「ヴィンテージ・スロー・ジン」(写真左)は、スローベリーをジンに漬けたもので、こちらも「コールド・コンパウンディング」という伝統的な製法を用いてつくられている。
こちらのスペックは500ミリリットルボトルで、アルコール29パーセント。
価格はオールド・トム・ジンと同じで24.95ポンドだ。

なお、WSJがネット上を調べたところ、今回紹介したジンだけでなく、プロフェッサー・コーネリアス・アンプレフォースのシリーズはあまり流通していない模様。

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