2012年11月9日金曜日

グレイグースの倉庫、清掃の模様がFBで話題に――ハリケーン「サンディ」の被害、従業員・ボランティアが24時間体制で後片付け(nj.com)

清掃中に撮影された集合写真。
後ろには片付けられる前の状態の商品が
写っているが、下の写真のように清掃は
相当進んだ模様。
(クリックすると拡大)
米ニュージャージー州でウオトカ(ウォッカ)「グレイグース」などの代理店を務める販社、フェドウェイアソシエーツの倉庫がハリケーン「サンディ」の上陸により浸水した。
浸水直後の倉庫内は商品が散乱するといった状況にあったが、従業員と同社の顧客を主体としたボランティア、総勢250名が清掃を開始。
同社はその模様をフェイスブック(FB)にアップロードし、投稿に対して「いいね!」が100を超えるなど、話題を呼んでいる。


Sandy's latest victim: New Jersey's sole supplier of Grey Goose vodka, Cristal champagne(nj.com)

FBページ上での発表によると、先週のサンディ上陸によりハッケンサック川が氾濫、その水が同社のカーニー倉庫を襲った。
ただちに代替となる17,700平米の倉庫と100台のトラックを借り上げ、残存する商品を移動。
19日にも業務を再開する見込みだ。

そして、5日からは本来使用していた倉庫の清掃を、前述の従業員とボランティアが開始。
1日3交代、24時間体制で行なわれ、きょう11時52分(日本時間)には「短い時間で長い道のりを踏破した」というコメントとともに、清掃が進んだ倉庫内の写真(左)をFBにアップロードした。

なおニュージャージー州法では、酒の小売業者は州内の指定された卸売業者から商品を仕入れなければならず、州外から購買することを禁止している。
同社はグレイグースの代理店であるだけでなく、卸売業者として州内最大手。
営業再開の予定を立てるとともに、入荷量を拡大することで被害以前の在庫を可能な限り維持していく方針だ。
州政府は同様の規定があるガソリンについて規制緩和の検討を開始したが、酒類産業については「業界からそうした要請はなく、緩和しない(クリス・クリスティ州知事)」としている。


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