2013年1月29日火曜日

ウオトカ「ピナクル」などのボトリング、ケンタッキー州に集約――ビーム(スピリッツビジネス)

 米酒造大手ビームは2014年第1四半期(1〜3月)終了までに、ウオトカ「ピナクル」(写真)、ラム「キャリコジャック」向けボトリング(瓶詰め)設備をケンタッキー州フランクフォートに移設する。両ブランドは同社が昨年買収したホワイトロックディスティラリーズ(WR)の商品で、現在はWRが本拠を置いていたメイン州でボトリングしている。

 新たな設備は年間1000万ケースの生産が可能で、45人の雇用を創出する。現時点でも他商品のボトリングをフランクフォートで行なっている他、同州クラモント、ロレット、ボストン(マサチューセッツ州のボストンとは別)にボトリング設備を持つ。ピナクルなどを同地に集約することで「相当なシナジーをもたらす(イアン・グーレイ上席副社長)」と同社は期待する。

 ピナクルのフレーバー商品は米国で人気を集めており、元記事によると2011年、同国のウオトカ総売上の4分の1がピナクルで占められたという。

BEAM INCREASES BOTTLING FACILITIES FOR PINNACLE VODKA(スピリッツビジネス)


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