2012年9月12日水曜日

TLDCが初めての商品をリリース――4つのジンを1パックで(スピリッツビジネス)

ザ・ロンドン・ディスティラリー・カンパニー(英、TLDC)は今月末、「テストベッド1・アングロ−アメリカン・ジン」をリリースする。

LONDON DISTILLERY COMPANY RELEASES EXPERIMENTAL TESTBED GINS(スピリッツビジネス)
http://www.thespiritsbusiness.com/2012/09/london-distillery-company-releases-experimental-testbed-gins/

今回は、おそらく初めての商品となることから実験的意味合いを持つと見られ、ボトル4本が1パックとして販売される。
甘草のフレーバーが強い「No.1」、ベルガモットと辛味のある「No.2」、ラベンダーの香りの「No.3」というナンバーが銘打たれたジン3本と、ドライ・ジンがそれぞれ100ミリリットルボトルに詰められる。
メーカー希望小売価格は28ポンド(3,500円)。

TLDC創設者のダレン・ルーク氏は、次のようにコメントしている。
「当社のアンドリュー・マクロード・スミス蒸留担当者が、ジェーソン・グリザンティ氏(Jason Grizzanti、ニューヨーク・ディスティリング・カンパニーなどの経営者)と共につくったジンだ。結果として、『古い世界』と『新しい世界』のコラボレーションになった。(伝統的な)ロンドン・ドライ・スタイル・ジンが、新たなウエスタン・ドライ・ジンにインスパイアされたもの、ということだ」

TLDCは今年、ロンドンに100年ぶりにつくられた蒸留所で、イングランド・ウォルトシャー産の大麦を利用したウイスキーとジンを生産する。
ウイスキーは熟成が必要なため、今後数年間はジンのリリースが続くものと見られる。


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