2012年11月24日土曜日

ドリンクスビジネスが選ぶ「変わったウオトカ・トップ10」①(ドリンクスビジネス)

 酒類業界専門誌「ドリンクスビジネス」(英)の11月号は、ウオトカ(ウォッカ)特集であったという(ソースは元記事)。最近の酒造業界の動きとして、プレミックスカクテルやフレーバード商品のリリースが相次いでいるが、同誌のオフィシャルサイトではウオトカにさらに踏み込んで「ビザールウオトカ(変わったウオトカ)・トップ10」を掲載している。

 興味深いランキングなので、当サイトでも2回に分けてフォローしたい。

TOP 10 BIZARRE VODKA VARIANTS(ドリンクスビジネス)

 スモアとは北米でキャンプファイアーの際に食される、チョコレート、マシュマロをクラッカーで挟んだ菓子。すなわち同商品は、この菓子のフレーバーを再現したもの。メーカーのスリーオリーブスは、他にも20種類以上のフレーバードウオトカをリリースしている。

 4月8日に当サイトでも取り上げた、ヴァンゴーの「PB&J」がランクイン。PB&Jとは、ピーナッツバターとゼリーのサンドイッチのことで、10位のスモアズと同じく、北米のこどもたちに人気のおやつだ。ヴァンゴーは日本にも代理店を持つが、PB&Jは現在のところ、正規販売していない模様。


 スパイストパンプキンとパンプキンサイダーの風味付けがなされたもの。
 メーカーのピナクルはホワイトロックディスティラリーズ(WR、米)の保有ブランドであったが、WRがビーム(米)に買収されたため、現在はビーム傘下となっている。同社買収時の当サイト記事では、WRを「ピナクルの製造元」と記載したが、今回の元記事によるとピナクル自体はフランスでつくられているという……と、さりげなく訂正しておく。

 おそらくワイン愛好家の方にとっては馴染み深いと思われる、ソーヴィニォンブラン(白ワイン向けのぶどう品種)のフレーバードウオトカ。アルコール14%であり、リリース時には「普段、ウオトカを飲まない女性などもターゲットにした」といった報道もされていた。

あすへつづく)


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